ちはやふる 結びを、上の句及び下の句に続きレンタルして観ました。
今作は、上の句及び下の句が連続で2部作として公開された後、2年後に公開された作品のようです。
前半は話に引き込まれるのですが、周防名人（賀来賢人）がキャラとしてはいい雰囲気を出しているものの、周防名人が関わる部分で、ストーリーとして、釈然としないものが残りました。声が小さいので、聞き逃している部分もあるかもしれませんが、なぜ太一が弟子になったのか？（かるたを続けているなら、太一がかるた部を辞めた意味が分からない）、新に言われただけで、引退を伸ばしてみたり、等。なんだか行動の動機付けが弱かったように思います。
周防名人とは関係ありませんが、全国大会の負けた高校の顧問が自分の生徒達に掛けるセリフに対しても、興ざめした部分がありました。
とは言っても、３部作という観点で見れば、下の句がとても良く、全体としても面白かったです。特に広瀬すずについては、個人的には広瀬アリスとの違いがよく分からない位だったのですが、はまり役であり、とても魅力が活かされていたように思いました。
