これまで漫画を３巻まで読み、アニメを１期と２期の合計23話を見た状態で鑑賞しました。漫画もアニメも面白かった分、映画は逆に期待しないで観たので、ガッカリ感はなく、比較的良い所に着目して観くことができた気がします。それでも映画としての評価は低くなりますが・・・
まず、幽霊のCGが意外としっくり実写に溶け込んでいて好感を持てました。また、綾野剛の演技も、原作の佐藤に寄せていながらもナチュラルな感じがあったと思います。しかし、漫画はあまり読んでないので分かりませんが、アニメでは色々な理由付けをして構成していたストーリーも、映画だと説明なく進んでいく部分がいくつかあり、不自然な展開となっていたことが残念でした。その積み重ねで、アニメで話の展開を知っているから理解できるものの、映画だけ観たら不自然な形になっており、不親切な映画になっていました。
